報道のためのインタビュー文字起こし:引用を正確に扱う
2026年8月6日 · 7 分で読める
逐語の正確さ、文脈、同意によって、引用が通用するかどうかが決まります。録音から、印刷に出せる引用までの実践的な流れ。
発言者を取り違えた引用や、文脈から切り離された引用は、記事全体を損なうことがあります。報道でインタビューを使う人には、単に文字起こしがあればよいわけではありません。正確さ、たどれるタイムスタンプ、録音の慎重な扱いは、編集上の注意義務の一部です。
インタビューはどのように文字起こしするか?
それぞれの話者をはっきり録音し、話者分離を使ってAIの下書きを作り、話者ラベルを付け直します。そのあと、名前、数字、すべての引用を音声と照らし合わせて確認します。タイムスタンプがあると最終確認が速くなり、公開したテキストから録音までたどれる経路が残ります。
録音の前に:同意と透明性
会話の冒頭で、録音していることと、その素材をどう使うかをはっきり伝えてください。同意なしに人を録音することは、法域によっては違法になることがあります。報道のインタビューでは、取材を受ける人の同意は形式的なものではなく、前提条件です。
生の文字起こしから、印刷に出せる引用まで
- 自動の文字起こしは、言い間違いやフィラーも含めた、言葉どおりの全文を出します。それは出発点であって、完成した引用ではありません
- セクションごとのタイムスタンプがあると、後から該当箇所を聞き直し、正確な言い回しを確認できます
- 読みやすさのために編集するとき(フィラーを取り除く、途切れた文を整える)も、意味がずれてはいけません
- 公開する前に、名前、肩書き、専門用語を別の情報源と照らし合わせて確認してください。AIの文字起こしは固有名詞を取りこぼすことがあります
複数の話者を正しく区別する
参加者が複数いるインタビューや、質問が差し挟まれるインタビューでは、話者分離が自動的にセクションを異なる声に割り当てます。公開する前に、最初の数分を確認して、自動で割り当てられた話者ラベルを実名と照らし合わせる価値があります。自動の割り当ては、短いやり取りや声が重なる場面で、ずれることがあります。
保存と追跡可能性
後から問い合わせや異議が来た場合に備えて、編集上の注意義務の手順が求める期間は、元の録音と文字起こしを保管しておくのが賢明です。Sprechverlaufは、文字起こしをサーバー側に永続的には保存しません。自分の記録用には、結果をWordまたはPDFで直接書き出してください。
Sprechverlaufがインタビューに提供するもの
セクションごとのタイムスタンプで、引用をすぐに見つけ直せます。複数の人がいる会話には、話者分離を使えます。編集作業にそのまま組み込める書き出し形式もあります。無料で、アカウントも不要、分単位の料金もかかりません。